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今回は大真面目です!空手と因習

以前、意拳の師匠に「空手はスッパリ辞めてしまいました」と報告したところ、空手は大切な経験として、有効的に練習することを勧められました。

自分としては、これまで自分がやってきた空手と意拳では、あまりに身体の運用方法が違いすぎ、両方やるのは私のキャパシティを超えていると感じていましたし、何より師匠の技術の確かさと意拳の魅力に憑りつかれ、これからは意拳に専念しようと思っていましたので、意外といえば意外でした。

事実、練習会には、空手の先生や太極拳の先生、長年、太気拳を修業している方なども参加しておられ、師匠の技術の高さを確信するとともに、その見識の広さと度量の大きさに感服したものです。

今の世の中、自分の所の生徒を囲い込むために(他の理由もあるのでしょうか?)「他の武道や道場との併習禁止」などという先生や団体もあるそうです。

「うちの道場で教えていることは、、他の道場に通いながら習得できるほど簡単なものではない」という理由が多いみたいですが、仮にそれが「異種の技術同士の相性が悪く、その道場で教えている技術の上達を妨げるから」という理由だったとしても、上達しなければ生徒本人に結果が返ってくるだけの事であって、そこは生徒自身が判断すればよいだけのことでしょう。
練習の成果は生徒自身に帰結すべき問題であり、教える側の問題ではない、という厳しい現実でもあります。

私が属していた空手の世界などは、前述の生徒の囲い込みなど、特にその閉鎖的な傾向が強かったような気がします。
まあこれは、全体的な印象であって、そうでない団体も数多くありますが・・・

空手特有の「押忍(おす)」という挨拶。
もともとは、大学の応援団の挨拶であったものですが、隠語的要素を含ませることで「内輪の仲間意識」を高めるためのものとして使われたようです。
空手が本土に伝わって以降、空手を普及させるために大学に空手部が設立され、「男らしさ」と「集団の仲間意識の醸造」など、共通項があったことから、空手の世界でも使われるようになった、という説もあるらしいです。

この説が本当だとすれば、空手の世界が閉鎖的な理由も、なんとなく分かるような気がしますね。

また、私のバイブル「空手バカ一代」の世界の価値観を、そのまま現実世界に持ち込んだままの方々がいることも否定はできないでしょう。

あと気になるのが、「道着の下にはパンツ以外、何も着ない」
さすがに女性などは別ですが、考えてみれば何か変。
昔は女性が空手などやるのは考えられない世界だったわけで、男性ばかりの集団に適用されたルールなのでしょうか。

特にこの冬場など、下にTシャツや、場合によってはジャージなどを着た方が身体も温まって無用な怪我も防げますし、激しい運動をして汗をかいた後など、道着の下に何も着ていないと風邪をひきやすいと思うのですが。

また、空手の「稽古」のことを「練習」と言ってはいけない。
???稽古も練習も「practice」であり、wikipediaにも「稽古(けいこ)とは、広く芸道に共通して使われる、主に練習を指す言葉である。」とあります。
どちらも正解なわけで、「練習」と言うのを禁止する理由が意味不明ですね。

私が空手を始めた数十年前などは、それこそ「稽古」で鼻血やクチビルを切るなどは当たり前で、骨や歯が折れたりなんていうアクシデントも結構フツーにあった時代では、そのような閉鎖的環境もお似合いだったのかもしれませんが(あくまで私個人の感想ですよっ)

時代が移り変わり、組手(スパーリング)さえ怪我をしないよう、防具を活用してソフトに行っているこの時代に、挨拶は「押忍」・「先輩のいう事は年齢に関係なく絶対である」・「道着の下には何も着てはいけない」・「稽古の事を練習と呼んではいけない」など、実に不合理なことが多く、ソフト(練習方法など)がアップデートされているのに、ハード(練習方法などを管理する環境)が古いままなのは、どうもアンバランスに感じてしまいます。

「ソフトもハードも最新」あるいは、「ソフトもハードも古いまま」なら理解できますが。

・・・というのが、昨今の空手業界一般に対する感想なのですが、こうして空手の世界から離れてみて、初めて感じることなのかもしれません。

これはあくまで、私個人の勝手な感想を述べたまでで、それが変だとは思いますが、そういうのが好きだという人が居るかもしれませんし、変えなくてはならない、というものでもなく、それぞれが取捨選択すればよいものと考えます。

今現在、「武術の教えを受けている側」の私個人としては、自分が求めるものがそこにあれば、それ相応の対価(苦労)を払ってでも手に入れたいというのも、また真実だからです。

要は、手に入れたいものの価値と、払う対価のバランスですよね。

アンバランスなものは、時代に淘汰されるのでしょう。

おー、ブログ開設以来、初めて真面目に語っちゃったよー


お読み頂き、ありがとうございます。
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コメント
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空手~因習~本質を探る

Sinさんに共鳴です!団体に入れば同じように行動するしかないです。何も感じなくなりあたりまえになって洗脳状態になるでしょう。
大切なことは物事の本質をとらえて検証することです、孤立するかもしれないし反撃を受けるかもしれませんが自分が妥協するか納得するか潰されるか、称賛を受けるかわかりませんが自分が強くなる事です。

2014-12-29 18:42 │ from URL

Re: 空手~因習~本質を探る

紅さん

いつもコメント、ありがとうございます。
んー、難しい問題ですねえ

私は団体とか組織とか、はたまたどっちが潰れようが
あまり関心はありません(面倒な事が大嫌いなので)。

そんなことは放っておいて、自分の練習を淡々とやるような薄情なタイプかも(笑)

また、ちょくちょく遊びに来てくださいね~

2014-12-30 18:18 │ from SinURL Edit

「因習」難しくてアホな僕には意味解らんかった!!

パチパチさすがSinさんです!!
沖縄で空手がまだ手(ティー)と呼ばれていたころは流派などなく
他の先生に手を習うのは自由だったみたいです。

他の格闘技はフルコンやりながら他のジムに行くのは若い人なら可能かもしれないけど、余裕のある人ならいいけど僕には金銭的にムリ!!
たまたま今のとこは同好会に近いのでお金がかからないので行けてます。
でもフルコンしか経験がない人は一度でもいいから顔面ルールを経験するといいです。
ぼくが初めてグローブはめてボクシングルールでスパーしたときは間合と
グローブの重さになれませんでした。
たった12オンスのグローブが3分間はめてるとおもい!!

あとはやっぱり関節技これは打撃だけやってきた人間にはショック
むちゃくちゃ痛い、昔PRIDEで打撃の選手が決められてすぐタップしたとき
不思議に思ったのですが
耐えられません!!無理です。
寝技関節衝撃です。

2014-12-30 22:33 │ from kURL Edit

Re: 「因習」難しくてアホな僕には意味解らんかった!!

k先生

私も、自分の格闘技が実際に使えるかどうかを試すのに、顔面・関節・寝技など、色いろ試してみるのは良い経験になると思いますね。
師匠からも常々言われているのですが、色いろ経験した中から、自分に必要だと思うものを選んで練習すればよいのではないでしょうか。

「必要なもの」は、色いろ経験してみないと、何が必要か分からないですしね。

顔面は、掌底やスーパーセーフを着用しての経験はあるのですが、ボクシンググローブは未経験です。
機会があれば、是非試してみたいと思っております。
もうトシなので、やり込む事は難しいでしょうが(笑)

2014-12-31 08:17 │ from SinURL Edit

よろしければ!!

さすがスーパーセーフ経験ですか
ボクシングはやり込むことは僕もできません
グローブつけての殴りあいは脳が危なくてできません。
ただでさえ忘れっぽいのにグローブで脳を揺らされたら危ないです。
僕がやってるとこはグローブははめてますが
あたる瞬間に止めますので脳が揺らされることはありませんのでそのてんでは
安全です!!

もしもSinさんが良ければ一度ぐらい僕が練習してるとこに来ませんか?
同好会なのでお金はいりませんし
本気で殴り合いはしませんので気楽に体験できます。
場所は前の流派の本部道場と駅を挟んだ反対側になります。
ボクシングも体験できますよ!!

2014-12-31 21:51 │ from kURL Edit

Re: よろしければ!!

k先生

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

お誘い、ありがとうございます。
グローブなど、ボクシンググッズは持っていないのですが、

> 僕がやってるとこはグローブははめてますが
> あたる瞬間に止めますので脳が揺らされることはありませんのでそのてんでは
> 安全です!!
>
> ボクシングも体験できますよ!!

↑ヘタレな私は、このフレーズにグッときちゃいましたね(笑)


現状としては、住居も勤務先も名古屋市内で、泊りの出張(県外)が多く、平日は週に2日~3日、多いときは4日くらい出張先から帰ってこれない事もあります(泣)
そんな時は、タントウなどを宿泊先のビジネスホテルの部屋とか、公園などを探してやってます。

意拳の練習は、今までは隔週の土日のどちらかでしたが、嬉しいことに今年からは、月に3~4回に増やしていただけるようです。

私の中で意拳の練習が最優先なので、逆にいうと週末の土曜か日曜の練習のない方の日は家庭サービスしないとちょっとマズイかも、なので、現状ではちょっと厳しい感じです。

師伯とのナイフは、たまたま年末年始の休みがお互いに合ったので行けたのですが、参考までに練習日時とか教えて頂けると有難いです。

グローブ興味アリマス・・・

2015-01-01 00:48 │ from SinURL Edit

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2015-01-01 14:40 │ from SinURL Edit

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