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意拳、時々対ナイフ

先日、空手時代の先生の兄弟子(中国武術的にいうと、師伯というのでしょうか)を訪ね、指導を受けて参りました。

この師伯とは、空手時代には実際の指導を受けたことはないのですが、ふとしたきっかけで知り合い、武術観が似ているからでしょうか、不思議に可愛がっていただき、自分が悩んだ時などには色いろとアドバイスを頂いたり、ごくたまに、個人的に一緒に練習させて頂いたりしておりました。

この師伯は空手だけでなく、様々な武術や戦闘術なども研究しておられ、若かりし頃にはプロのキックボクサーとしてリングに上がっていたこともあり、その頃のエピソードなども(控室でベニー・ユキーデのサインを貰ったとか、無邪気にはしゃいでおりました)時には楽しく語ってくれたりする、いわば私の兄貴分的存在なのであります。

ユキーデ


私の自宅から1時間ほど車を走らせたコンビニで落ち合い、師伯の車に付いていくと、とある河川敷に到着しました。

車で1時間などというのは、意拳の練習に2時間かけて通っている私にすれば、鼻歌交じりのお気楽なドライブと同じようなものです。

河川敷にはサッカーに興じる若い衆や、ゲートボールで地域の絆を強化するお年寄りなど、思ったよりもたくさんの方々がいらっしゃいましたが、その方々を尻目に河川敷に車を停め、できるだけ目立たないように端っぽの方を目指して歩いていく2人がいたのでした。

幸い、駐車場から500メートルほど歩いた河川敷の最下流に良い場所があったので、そこに陣取ることにいたしました。

何しろ河川敷は広く、トイレこそないものの、そんなことは何しろ河川敷でありますから、小さい方は水洗完備と同じですし、運悪く大きい方だったとしても、葦の陰に穴を掘って埋めてしまえば肥やしとなり、むしろ大自然の恵みとして感謝されるべきものでありましょう。

これぞエコですよ、エコ!

エコ


さて、そんな事は横に置いときまして、いよいよ本題です。なにしろ武術家ですからっ

身体をほぐした後、月並みなメニューをこなしまして、「次、何します?」となったところ、師伯が「ナイフやろう、ナイフ!

実は、師伯は対ナイフ戦術に凝っているようでありまして、これまでも何回か、ナイフの練習にお付き合いさせて頂いた(させられた?)経験があります。

そ、そうっすか。やりましょう!

手作りの偽ナイフで攻守を替えて、何度か見切りの練習やナイフ取りの練習をいたしました。

「んー、本物のナイフだったら恐怖心が出て、こんなに上手くはいかないだろうなあ」などと私が呟きますと、「お、そうか、本物あるぞ」

えっ あるんかよっ

・・・出てきたのはまさしく本物のナイフ

「これさー、近所の百円ショップで買ってきた」

この人、おかしい・・・・

よく見ると、本物のナイフには違いないのですが、刃の部分に銀色のマジックテープで保護がしてありました。

ホッ

ちょっと胸を撫で下ろしました。
いくら私が嫁と仲がよろしくないとはいえ、家を出る時には「夕方までには戻る」と言ってありますし、私が突然居なくなったら専業主婦の嫁はともかく、3匹の可愛い我が家の猫たち(トラ毛1匹、三毛猫2匹)は露頭に迷うことになってしまうではありませんか。

nana.jpg

ともかく、この「なんちゃって百円ナイフ」で対ナイフの練習をしたのでありますが、師伯曰く、「ナイフに対応すると、太極拳のような円の動きになる。最終的には中国武術のような動きになるんだな」と仰っておりました。

で、次にこのプロのキックボクサー上がりの師伯が「防具を付けて思い切りやろう」と仰るものですから、嫌とも言える訳もなく、顔面ありナイフあり何でもありの、本気スパーリング?をやることに相成ってしまったのであります。

師伯は私よりも背が低いのですが、どちらかというと骨太のがっちりした体格で力も強く、揉み合いになったら不利だなーと思い、出来るだけ間合いを広くとっていたのですが、やはりさすが元プロは違います。

私がナイフに注意しながら顔面へのカウンターを狙うのですが、あっという間に懐に入られ、揉みあいになります。

が!!私が上になり、師伯の腕と私の腕が触れた瞬間、そのまま私の腕が相手の腕を押し潰し、空間を奪って相手を制圧していたのです。

????

自分でも不思議でした。

この感覚・・・・・ 意拳の練習で、先輩にさんざん空間を潰されて悔しい思いをした、推手の感覚
あの推手の感覚と全く同じではありませんか。

短期間の意拳の練習の成果だとは断言できませんが、しかし、この感覚は、まぎれもなく推手の感覚。。。

またひとつ、「気づき」を得たような気がしたものでした。

意拳の師匠は冗談交じりに「私は家で、猫とも推手してました」と仰ることがあり、そのくらい推手は重要なものなのだ、と再認識した出来事なのでした。


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コメント
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おもろしろいわぁ~

Sinさんさいこ~おもろいわぁ~!!
河川敷でナイフもってのスパー面白すぎです、すごすぎです!!
知らない人が見たら警察に通報されますよ(笑)
そういえば僕の空手のM先生は河川敷で迷彩服きてエアーガンもって撃ち合いやってるって言ってました。(ちょっと違うか)

僕もナイフのさばきの練習したことありますが、いざ実践でとなると使える自信がありません。
人間はナイフや刃物を以って人を刺す時に訓練されてない人は上から刺すらしいです
こと時には空手の型の中にその時に使える動きがあるらしいです。
上段上げ受けなどその一部でこれはパンチはよけれないけど上から振り下ろした腕は体から避けることができます。

しかし実際にやっちゃいましたか、考えることはあってもなかなかスパーでやる人はいないと思います。さすが変態(笑)じゃなくて達人を目指すだけあります。(ぼくもまぜてほしかったなぁ~(笑))

2014-12-30 23:32 │ from kURL Edit

Re: おもろしろいわぁ~

k先生 こんにちは!

やはりk先生もありましたか!対ナイフ練習の経験。
そんな気はしてましたが、さすが私を凌ぐオタク様だけの事はありますね(笑)

ナイフには、ソッコーで逃げるか、逃げれない状況の時はこちらも武器を使うしかないのでしょうね。
TVドラマや映画のように、素手で相手を取り押さえる事ができたらサイコーにかっこよく、もしもギャラリーの中に綺麗な女性(私的には出来れば柴崎コウか竹内結子のようなタイプがいいな)がいれば・・・・

・・・・・はっ、また妄想癖が。

でも、それは無理だとしても(どっちの事だ?)、何でも体験してみることは無駄にはならないと思いました。

2014-12-31 08:43 │ from SinURL Edit

No title

Sinさま

初めまして!私も空手から中国武術の世界に入りました。
そして最近システマを始めて、ナイフディフェンスも習っています。
ナイフは完璧に避けるのは先ず無理で、生存率を上げる練習をしましょうといわれました。
私もネコ好きです、またネコちゃんのお写真見せてくださいね!
ではでは

2015-01-01 16:54 │ from オダッチURL Edit

Re: No title

オダッチさま

初めまして!!
コメントありがとうございます!!

実は、オダッチさまのブログ、何回か拝見させていただいたことあるんですよ。

ナイフとかシステマとか、本格的でスゴイですね。

私はご覧の通り、意拳もブログもナイフも超初心者でお恥ずかしい限りですので、今後も何かとご指導下さると有難いです。

また、たまには小田道場のブログに遊びに行きますので、その際はよろしくお願いいたします。

2015-01-01 23:06 │ from SinURL Edit

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