今週末も意拳の練習会に参加させて頂きました。
雲ひとつない快晴の青空の元、6時間以上も練習場所である公園に居たものですから、家に帰って嫁が開口一番、「何?
今日は飲み会?」
・・・
車で行ってるのに、それはないだろー
余りに日差しが強かったものですから、色白な性質(たち)の私は、真っ赤に日焼けしてしまったようです。
嫁が言うには、顔や腕だけでなく、
つむじ(頭頂部)も真っ赤になってるらしいです。
髪が伸びてきたので今日あたり床屋へ行こうと思っていましたが、恥ずかしいので止めとこうかなー
人間って、
つむじまで日焼けするんですね。40年以上生きてきて、初めて知りました。
さて、我々の練習会場である
秘密の公園は市内からかなり離れた場所にあり、その市内からも随分離れた場所に住んでいる(そもそも県が違う)私は当然の如く、本当は自家用ジェットで通っているわけですが、

「今日はちょっと早く着きすぎるなー」などと思いながら段々近づいてくる公園をコクピット越しに見ていると前方にタクシーが・・・
周りには田んぼと山しか見えない、こんな
リゾートちっくな場所にタクシー?!
もしや・・・
そう、タクシーから降りてきたのは、はるばる遠方から
4時間半かけて通っているという、(私の中では)通称・太気先輩ではありませんか。
なんでも、バスが無いため(十分理解できマス)、最寄りの駅(←全然近くない)からタクシーで来たそうな・・・
話によると、普段は週2回、太気拳の道場に通い、それにも飽き足らず(失礼)ここまで意拳を習いに来ているとのこと。
すげー週3回とは、羨ましいと同時に熱意に頭が下がりますです。
新幹線と在来線とタクシー、一体、いくらかかるんでしょうか?(←大きなお世話だ)
今回は試力(しりょく)の練習で、師匠から「各自、好きな試力をやってみて下さい」と言われ、各々その場で試力を行い、師匠が見て回ったのですが
私はというと、取りあえず一通りの形は教えて頂いたものの、何一つ満足に出来るやつはなくー
でも取りあえず、勾掛(こうか)試力をやっているとー
師匠が回ってきて、肘が開き過ぎていること、前後の動きは指先や腕だけでなく、体中全ての面で力を出すこと、意識と体を合わせる事など、具体的に指導していただきました。
師匠はよく、「站椿だけやってれば上達するわけではなく、試力、発力など、色いろな練習を総合的にやらなければならず、それぞれ繋がっていて最終的には站椿になるが、その站椿は前回のものとは質が違う」・・・というような事を言われるのですが、試力においても「これはナントカ試力」とうような、決まりきった一つの正解ではなく、きっとそれぞれの動作・意識が関係しあって少しずつスパイラル的に上達していくのではないかという・・・←単なる私の思い込みですか(恥;)
さてさて、その後は恒例の対人練習。
お互いに腕を上下に接触させ、一方は勾掛(こうか)で相手の腕を持ち上げて左右に開き、もう一方は扶按(ふあん)でその腕を下に下げて左右に開く・・・・文章にすると知らないには人はまったくわからんですね、きっと。申し訳ないm(__)m
以前、腕を持ち上げる際は逆に肘を下げる意識で、と指導を受けたため、その後自主練習だけでは飽き足らず、通勤途上などでもでスーツ姿のまま腕を上下させて勾掛の動作をするという
奇行を繰り返したご利益はあったのか・・・よく分かりませんが(笑)
推手では、今回は先輩(←もちろん私などより断然強い)が師匠の相手を務め、延々とバランスを崩されまくり、知らない人が見たら
ヤラセとしか思わないだろうなぁ、きっと・・・などど思いながら、見事過ぎて笑ってしまう(でも目を皿のようにして観察してます)のでした。
はぁ~、意拳への道は遥か雲の上です。
でも諦めないぞー
お読み頂き、ありがとうございます。
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