意拳と集団的自衛権 - 意拳のタマゴ!

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意拳と集団的自衛権

とりあえず、予想外に順調である。

何が順調かと言いますと、既に先の記事で述べた通り、私のアルバイトである会社勤めにおいて今月から直属の上司が変わってしまい、それが「仕事以外にやることがないのか!」というくらい仕事に厳しい男でありまして、本人だけならともかく周囲にも、特に部下に対して、それはそれは厳しい要求をする男で、さすがの私も站椿以上のブラックホールに放り込まれたような気分でありました。

・・・が、人間、誰しも弱点はあるものです。

この男、大の酒好きで、出張の際などには仕事が引けた後、必ずといっていいほど居酒屋詣でをしております。

いいでしょう!受けて立ちましょう!!

というわけで、仕事の内容は意拳の腕前並みに大したことがない私ですが、たまに彼と一緒のチームで出張が入った時は、例外なく「今日は魚系でいきますか?それとも焼き鳥?」と朝から彼の耳元で囁き続けて集中力を削ぎ、仕事が終わった瞬間、「さあ、反省会に行きますよ!」トドメの一発を喰らわすという、いわゆる「独りトス&アタック」攻撃で敵の脅威を沈黙させ、日々の安全保障を確保しているのでした。

このように命懸けで武装中立を守っている私にとって、集団的自衛権など無用の長物なのであります。
・・・と言いたいところなのですが!

私と同じくツキに見放され、私のデスクの正面に座っている、栄養失調気味の「のび太くん」ーつまり何の因果か私と同じ境遇にあるーは私と対照的で、仕事は緻密であるものの、その緻密さゆえにスピード感に乏しいため、私の身代わりとなって、たまにその上司からの銃撃を受けて頂いていることがあります。

加えてアルコールを一滴も飲めないため、私のような「独りトス&アタック」作戦に準じた効果的な作戦を敢行する兵装を備えておらず、だからといって戦友を見殺しにするほど冷徹になれない私は、ごく稀に「集団的自衛権」を発動して、世界秩序の安定に貢献しているのであります。

それはいいとして。

問題は私の真の職業である、意拳の練習時間をどう確保するか、です。

ざっと以下のパターンに分類することができます。

①出張のない、フツーの勤務の場合
とっとと仕事を片付けて17時15分になったら一目散に帰宅し、近所の公園で練習(站椿と試力メイン)する。

②日帰り出張で上司と一緒でない場合
超早送りで仕事をやっつけ、まだ明るいうちに帰宅し、ジャージに着替えて練習場所の公園から会社に電話して「今、ようやく仕事終わりました。これから会社に戻ると定時を過ぎてしまうので家に直帰します」と一方的に報告しておもむろに練習を始める。

③日帰り出張で上司と一緒の場合
夕方からの「本土防衛決戦」は避けられないため、めちゃめちゃ朝早く起きて、とりあえず站椿だけはやっておく。

④宿泊出張で上司と一緒でない場合
A:パートナーが酒好きの場合
上記③と同じ対応であるが、この場合の作戦行動の目的は防衛のためではなく、同盟を深めるためである。
B:パートナーが酒好きでない場合
・宿泊先の近くに公園がある場合→超早送りで仕事を片付け、パートナーにはテキトーに理由をつけて早々と別れ、公園で練習する。
・宿泊先の近くに公園がない場合→これも超早送りで仕事を片付け、ホテルなどの部屋で練習する。この場合だけは、あらゆる手段を駆使して、予めいつもより広めの部屋を予約しておくことが肝要である。

⑤宿泊出張で上司と一緒の場合
上記③に同じであるが、宿泊先と戦場は至近距離であることが多く、戦闘が長引くケースが想定されるため、日帰り出張に比べて「ウコンの力」など、より強力な装備が必要である。

ことほど左様に、特に平日は涙で溺死してしまう位、涙ぐましい努力と犠牲を払って意拳の練習を成り立たせているのでありまして、それはそれは週末の練習会が待ち遠しいのは当然の事と言えましょう。


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