意拳・身体に巣喰う悪魔 - 意拳のタマゴ!

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意拳・身体に巣喰う悪魔

打拳(発拳)、久しぶりのメニュー(練功というべきか?)だった。

空手をやっていた時は、当然のことながら、突き蹴りの練習をしなくて他に何やるの?って位のメインディッツシュだったが、意拳では他にもやるべきことは沢山あって、自分にとっては思いのほか、この練習の比率は低い(他の団体や練習会の事は知らないので、あくまで私の局地的な個人的感想です)。

個人的な感想ついでに言わせて頂くと、あくまで武道・武術を護身術として考えた場合、プロの研ぎ澄まされたパンチならいざ知らず、一般人が、趣味に毛が生えた程度の練習で、相手を一撃で倒せるなどというのは妄想以外の何者でもなく、多くの場合は打撃からグダグダの掴み合いになるのが多くの現実だろう。

そもそも、この法治国家で、特に家族を安月給で養わなければならん雇われのサラリーマンにとっては、例え相手に非があったにせよ、相手を殴って怪我をさせた日にゃあアンタ、高額な慰謝料を請求された挙句、コンプライアンスなどという、まことに東洋に馴染まぬ価値観を押し付けられ、会社を解雇されたりなんかしたら、目も当てられんがな。

そういう意味では、自分のバランスを保ったまま、相手を崩す感覚と技術を学ぶことができる推手(意拳の推手はもちろん、太極拳のものとかも含めて)は、いかにも現代における正しい社会人のための、武術的素養であると思う。

・・・とは言え、やはり個人的には打撃の魅力は捨て難い(どっちやねん)。

さてさて。

空手の突き(パンチ)なら、その動きは足・腰からスタートし、肩→肘→拳へと伝わるのが、一応、私が習ったものである。

これが意拳となると・・・全てが同時に動く感じ。

手を指先から握り込み・・・あ、いや、初心者が調子こいて解説したりすると誤解されても困るし、意拳に興味がある方は、是非、実際に習ってみて下さい(笑)。

とにかく、「体中、全てが同時に動く」というのは、意拳の動作すべてに言えることみたいで、こうなると、発拳は「パンチ」という、いかにも「限定された技術」の範疇には収まらないのかもしれない。

で、その場での練習はいいのだが、相手を置いて前進しながら発拳すると・・・

なんだこりゃ~! めっちゃ気持ち悪いやんかっ!!

「全身が同時に動く」、「争力(バネ)」など、教えて頂いた注意点を守りながら行おうとするのだが、体に染みついた空手の動きが姿を現そうと、私の体の中で、必死にもがいているではないかッ!!

いかに「パンチという限定された範疇に収まらない」とはいえ、パンチと似た動作をしようとすると、小脳にインプットされた空手プログラムが、勝手に動き出そうとするのだ。

そう、私の身体の中で、空手と意拳が戦っているのだ。

今のところ意拳よりも、遥かに経験の長い空手の方が勢力が強く、こりゃあ苦労しそうだ。。。

いや~、癖って恐ろしい・・・

これから暫く、ゆっくりとした動作でやってみよ。。。。


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(by Sin)

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コメント
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Yさま

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2015-10-25 11:06 │ from SinURL Edit